第5話…気持ち

11/21
前へ
/495ページ
次へ
外をみると、相変わらず雪が降り続いている 「ゲホゲホゲホゲホ!!」咳が激しくなる やっべ…キツイな… 「りょうま!大丈夫?」 ゆうかとゆみこが駆け寄り、りょうまの背中を摩る 「このホッカイロ…ゆりなの…」 ゆみこがホッカイロを手にとった。 「ああ…さっきゆりながくれてんか…」 「やっぱり…」 ゆみこは呟いて上を見た。 「やっぱりって?」 聞き返したが返事がなかった。 「とりあえず…保健室いこう?」 「そうだな…」 りょうまはよろよろと立ち上がる。 「私、二人とも保健室って先生にいっておくからね!」 「ありがとう!ゆみこ」 ゆうかは手を振って教室をしめた。
/495ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1874人が本棚に入れています
本棚に追加