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外をみると、相変わらず雪が降り続いている
「ゲホゲホゲホゲホ!!」咳が激しくなる
やっべ…キツイな…
「りょうま!大丈夫?」
ゆうかとゆみこが駆け寄り、りょうまの背中を摩る
「このホッカイロ…ゆりなの…」
ゆみこがホッカイロを手にとった。
「ああ…さっきゆりながくれてんか…」
「やっぱり…」
ゆみこは呟いて上を見た。
「やっぱりって?」
聞き返したが返事がなかった。
「とりあえず…保健室いこう?」
「そうだな…」
りょうまはよろよろと立ち上がる。
「私、二人とも保健室って先生にいっておくからね!」
「ありがとう!ゆみこ」
ゆうかは手を振って教室をしめた。
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