第3話…誤解

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「ただいま…」 6時間目が終わり走って家に帰った。 「お帰りなさい。」 ベットの上で笑顔で迎えてくれるゆうかをおもいっきり抱きしめる。 やっぱりゆうかの笑顔が1番だ 心が安らぐんだ。 ベットに腰掛けてゆうかのおでこを触った。 「熱…さがったな…」 「チュウしてくれればもっと早く治るかも…」 「ダメ!キスは治るまでお預け、移るやろ?」 「じゃあ、治ったらたくさんしてくれる?」 「さーあ…ゆうかしだいだな…」 「ひっど!」 「嘘や…ゆうかにチュウしたくてたまらんわ…」 CDを選んでいるゆうかの唇に唇を重ねる。 「愛してるよ…」 「私もだよ…」 こんなたわいのない会話でも、俺達にとっては幸せなんだ… 「ねぇ…」 CDをひらひらさせてこっちを見ていた。 「何?」 「CD聞こうよ!」 「ああそうだな…聞こうか!」 ゆうかを後ろから抱きしめてキスを交わす。 「りょうまのキスは私の薬だよ」 「俺は塗り薬か!」 「何塗り薬って…せめて軟膏にしてよ!」 爆笑するゆうかをベットに倒してじゃれる。
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