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次の朝、ゆうかの熱は下がっていたからもう学校へいっても大丈夫そうだった。
「学校…いくか?」
「りょうまとなら大丈夫だよ…」
学校へ一緒にいくとゆうかの友達が大量にゆうかへと寄った。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ!」
ゆうかのかばんをゆうかの机に置いた。
「よ!」
後ろを見ると智が腕を組んで立っている。
「おう…」
「どうした?元気ねーじゃん!」
「まあな…」
「話してみろよ!俺ら友達なんだからよ…」
これが本当の友達なんだと、智の言葉から教わった気がした。
りょうまはゆうかがもらった[殺してほしい?]の手紙の事を話した。
「ひでぇな…」
「なあ智…お願いがあるんやけど、ええか?」
「なんだよ?」
「俺は全力をかけてゆうかを守るからさ…だから智もゆうかの周りを見ててくれないか?」
「なんで?」
「手紙はきっと詩織だ…あいつしかいない…」
「解った…健二にも頼んでみるわ…」
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