第3話…誤解

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「んな…知らない人がこんなん渡すわけないやろ?」 「でも、詩織さんがどうのこうのって…」 「あ!りょうま!」 りょうまは勢いよく家を飛び出した。 ピラリロピ…ピラリロピ… 『着信中』  ゆうか 「もしもし、りょうま?どこにいるの?」 「今暖かいもの買ってるから待っとき」 「嘘つき!違うの、さっきの話ね…」 「体調不良なんやから寝とき…」 一方的に電話をきって、さらにスピードを上げた。 病院にいるはずだ、いなくても真辺に聞き出せばわかるかもしれない… 「真辺さんですね?真辺さんのお部屋は203号室です」 病院につき、真辺の病室を受け付けに聞いた。 「ありがとうございます」 一度来たが病室を忘れていた。 自殺未遂でとても動揺していたからかな? 病室について一息ついたあと、りょうまはドアを開けた
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