第4話…キミとの誓い

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世間は冬が訪れ… どこにいってもクリスマス、クリスマス… 一面真っ白な雪景色 初雪… 来年は…受験生? そんな気持ちはまるでないからこんな気持ちになれるんかな? 道路ではゆうかは雪道をピョンピョンとはねる。 「りょーまー!見て見て!かわいーでしょ?」 赤いマフラーを見せて、笑顔を見せるゆうか。 「可愛いやん!どないしたん?」 「編んだの。んでりょうまのはこっち!」 そう言って、ゆうかは袋の中から青いマフラーを取り出した。 「めっちゃよくできてんなぁ…」 嬉しくてすぐ首に巻いた。 「でしょ?りょうまに隠れてやるの大変だったんだよ?」 ここ最近家によく毛糸が転がっていたのはこのせいだったんだ… 「ありがとな!」 優しくゆうかを抱き寄せて、頭を撫でた。 「えへ!もうすぐ冬休みだね。」 ゆうかはりょうまに寄り添った。 「今年の冬はゆうかは何が欲しい?」 「おそろのネックがほしい!」 「よし!二人の名前を刻んで貰おうな!」 「うん!」 ある店ではクリスマス限定でネックレスに恋人同士の名前を刻んでくれる店があった。
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