第4話…キミとの誓い

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「さ!ケーキ食おうや!」 ゆうかを開放する。 「ごめんね、なんか変な雰囲気にしちゃって」 「ほら!アーンしてみ」 フォークにケーキをさしゆうかの口に運ぶ 「ゆうか赤ちゃんじゃないよー」 そういいながらゆうかは口を開けて次のケーキを待っている。 「なんや…結局食うやんか!」 「りょうまの食べさせてくれるケーキはおいしいの!!」 「さよか…」 しばらくしたあと、二人でお風呂に入り布団にもぐりこんだ。 「なあ…ゆうか、もう一つのおまじない教えたるわ!」 「なになに?」 ゆうかはりょうまに向き合う。 ゆうかの手をにぎった 「二人で指輪を胸にあてて二人同じお願いをすると叶うんやって」 「じゃあお願いしよう」 「何を?」 「二人ずっと一緒にいられるように!」 「…もうお願いしたやん?」 あの瓶にはお願いしている 海に埋めた瓶… 「いいの!たくさんお願いすれば何があっても一緒にいられるんだから!」 「そやな…お願いしよか」 二人で目を閉じる 胸に指輪をあててお願いする (ゆうかとずっと一緒にいられますように…)
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