第4話…キミとの誓い

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目を開けて横を見た。 「一緒にいられるぞ!」 スー…スー…スー… ゆうかは小さな寝息をたてながら眠っている 「もう寝たんかい…」 呆れた顔をしてゆうかを見た。 まるで子供だ… ゆうかに寄って、抱きしめた。 愛おしくて、しょうがなくなる… りょうまとゆうかはいくつかの共通点があった。 ゴキブリ、蜘蛛がこの世で1番嫌だし、幽霊をよくみる。 その他…たくさんある だから俺達は引き付けられたのかもしれないね… …って、ぜんぜん関係ねーし!! 一人でノリツッコミをかます。 俺って…人間ちーせえ… 「ゆうか…」 ゆうかの頭を撫でる りょうまと同じ赤い髪色 転校当初から変わらない髪色。 「ずっと…一緒…か」 天井を見上げて、りょうまは前にこの約束を交わした人を裏切った事を思い出した。 詩織… 詩織よりゆうかを選んだ。そして捨てた。 ひどい言葉を発して… 「あー!またあいつの事を考えちゃう!」 頭を掻きむしる。 ゆうかに向き直って、また頭を撫でる。
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