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そして手を握った…
ゆうかの温かい手
ゆうかの鼓動が伝わってくる気がする…
「ゆうか…詩織を裏切っておまえを選んだのは間違いだなんてこれっぽっちもおもってないで!」
ゆうかの頬にキスをした。
「クリスマスプレゼントや!」
外では雪が降り続いていた
晴れるわけでもない雪…
この時間がとまるわけでもない現実。
それでも俺は願うよ…
この時間をもう少し、俺にくれと…
ゆうかと寄り添える時間を…
まだ中学生だけど…
これからたくさんの人と出会っていく。
そんな未来に、決して二人の愛が消えない…
そんな、愛を築ける時間を…
そう…天にただ願っていた。
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