忘れられない

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  私はそんな事を考えながらウロチョロしていたら…… 「危ないッ」 とイキナリ後ろから腕を引かれた……が、 「んあっ!!!…………ってー…」 私の顔は電柱に重いっきり当たった。   「遅かったか……大丈夫か?」 「やッ…いった………鼻…鼻ぁ…」 声をかけられたが私はそれどころじゃなかった。 だって鼻がッ!   「あ……鼻血とか…大丈夫ですか…?」 「……ムカ…アンタ普通女の子に「鼻血とか大丈夫ですか」なんて聞かないの!失礼でしょ!?」 「えっ……」 あ………… 何で私知らない人に怒ってるんだろ…。   「すみませんでしたッ!イキナリ怒ったりなんかしてッ!えと…名前なんて言うんですか?」 私はさっきの出来事を無くそうとして、聞いた。  
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