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ユウナの肩が揺れていた。
「確かにジェクトさんなら言いそう…
アーロンさんお酒飲まないよね?」
ティーダは、ユウナの笑顔が好きだ。
ユウナが一つ笑う度、
自身も元気を一つ貰う。
ザナルカンドには帰れないけど、ユウナと一緒に居られれば、今はいい…。
時々彼女は、泣きそうな顔をしている。
いつかその泣き顔の訳、ユウナが話てくれるのを、今は待とう。
「おい!くだらない話をしてないで、行くぞ」
アーロンの声に立ち上がると、アーロンの瓢箪が揺れた。
二人は、瞳を合わせて少しだけ笑った。
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