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「えっ？いくの？」
山口は自分の耳を疑った。
手前にはお寿司がレーンにより流れておりステンレスの作業台の上にはお皿やお寿司などに使うトッピング系が並んでいる
山口はシャリを二皿分程取り隣にいる滝田の手前に置いていった。
滝田は"海老のアボガド添え"を造ろうとしている。
丁度アボガドを海老の上に添える所だったが
アボガドは原型をなくしﾄﾞﾛﾄﾞﾛになっていて載せる作業に手間取っている
「だぁぁギザアボガド！！」
滝田のストレスはたまっていく一方だが旅行の話となると別だった。
「あぁ行くで！くるやろ？」
山口は思ってもなかった事態に困惑した
なんで行くかなぁ…
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