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「たっつん!!よかったぁまだいたぁぁ」
声を掛けて来たのは同じバイト先の仲間
田中三光〈ナカタサンコウ〉
三光はニッコリと微笑みひと息ついた
彼はオレがバイトを始める前からここで働いている先輩だ。
年齢はオレより下だがオレが心を開いてる仲間の一人。
滝田がバイトを終え帰り支度をしているときの事だった。
「どしたん?」
滝田は着替えつつも三光の方を確認する。
「これ見てください」
三光は不気味に微笑みながら手に持っている紙切れを滝田にちらつかした。
それは30センチ程のコピー用紙のようなよくある広告のような紙切れ。
三光はそれを滝田に手渡し満面の笑みをうかべる。
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