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「な、何だよ‥」
「‥虎さん、沙夜里ね、すごく楽しみにしてるのよ。
ほら、虎さんがそんな性格だから私も今までクリスマスは何もしてこなかったけど、沙夜里の幼稚園の友達は皆クリスマスやってるの。沙夜里だけやらないなんて可哀想でしょ?」
秋奈の言う通りだ。
「ま、まぁ、そりゃそうかもしれねぇけどよぉ‥
でも俺がプレゼント買いに行くのはなぁ‥」
「もう。じゃあさ、恥ずかしいなら、虎さんの子分さんに頼んでみれば?代わりに買ってきてくれって。」
「えっ?
あー、うーん、それも‥ちょっとなぁ‥」
飲み屋であんな事言っちまった以上、奴らに頼める訳がない。
「そう?それじゃあ虎さんが行くしかないよね。
おもちゃが買えない様な気の小さい男じゃないものねぇ?」
その言葉に思わず、
「当ったりめぇだ!!バキャーロー!おもちゃの一つや二つ買ってきてやらぁな!!俺をなめんなよ!!」
あーあ、言っちまった‥💧
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