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「えっと、じゃあ規則AEPウォッチを配ります。出席番号順に取りに来い。AEPウォッチはここで付けること」
祐介も無言でAEPウォッチを付け、機能を確認した。とりあえず、『時計』『方位磁針』『無線』『現在地確認』が出来る事がわかった。
「んじゃ、がんばれよー!学級委員ー?」
祐介のクラスの学級委員こと、『勝間学』の顔色は誰が見ても青白く、ガタガタと震えていた。
「号令をかけろー」
イシイの話など聞こえていないのだろう。学は口を開いた。
「ぼ…僕の父はこの“ゲーム”のプロジェクトの一員だぞ!その僕がなんで参加しなきゃいけないんだ!」
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