92人が本棚に入れています
本棚に追加
「お、皆さんお揃いで」
「うわッ!?秋良!?」
ガチャリと音を立て、訪問者を出迎えた。
そこに立っていたのは残りの三人、直也と成宮と那緒だった。
「今ね、そこでたまたま遭ったの」
鼻をほんのり赤くし、寒そうに那緒が説明した。恐らく秋良が“なんで那緒がこんな奴等なんかと一緒に来るんだ!!”みたいな表情をしていたのだろう。
その事を聞いた秋良は心なしかホッとし、三人を創の代わりにリビングへと招き入れた。
「メリクリメリクリー!」
リビングへ入ると、そこにはサンタクロースのコスプレをした創が。
ただでさえ外は寒いのに、部屋の温度が一気に下がったように感じた。
最初のコメントを投稿しよう!