祈り

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「どんなにヒク・・・ッたかくついてもいいからヒクッ・・おかぁさんをたすヒクッけて・・・・。」 「分かった。 泣くな、チビ。 お母さんは必ず助けてやる。 その代わり、これから10年間 サンタに願い事をしても 叶えてやれない。 それでもいいか??」 「うん。」 私はうなずいた。 「明日になったらお母さんは 目を覚ますから安心しろよ。」 サンタはその一言を残して 青白い光とともに消えていた。
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