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again
失くして初めて気付いたなんて
言いたくないと言ったのは
まぎれもなくこの唇
戻れるなら戻りたいなんて
涙を止められなかったのは
まぎれもなくこの瞳
近づけば近づくほど
知れば知るほど
長ければ長いほど
見えなくなるのは長所
見えすぎるのが短所
あと何度同じ過ち繰り返したら
気が済むのだろう
当たり前のようにある存在
確かに目の前に居るけれど
それは当たり前なんかじゃない
求め始めたら止まらない事
追い始めたら届かない事
もうとっくに知っているくせに
また繰り返す…
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