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「あのさぁ、所々敬語入ってんだけど……俺達付き合ってるんだろ?」
「すいまあっ!……ごめん」
さっきまで涼一を怒っていたのが今度は逆に涼一が百合香を注意していた。
「なぁ百合香、ちょっとこっち来てみろよ」
涼一は百合香を手招きした。
「え?どうしたの?」
百合香は素直に涼一のもとへ行った。
その時涼一はずっと外を見たままだった。
「俺さぁ、お前の事絶対に幸せにしてやるからな」
「えっ?いきなりどうしたの?」
百合香は最初、涼一が言ったことに驚いたが、涼一の外を見る顔を見ていると段々と顔が微笑んだ。
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