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やはり恥ずかしいのか涼一ははっきりと言う事が出来なかった。
「……うん」
百合香は下を向きながら小さく頷いた。
その時は見えなかったが百合香の顔は誰が見ても真っ赤に染まっていた。
「そっか……俺と同じか……」
涼一も頬を赤く染め空を見ていた。
「家、着いたからまた明日な……うぉ?!」
涼一は焦って早口になったり何も無い場所で転びそうになった。
「ふふ……」
百合香は小さく笑った。
「じゃあね!」
涼一を見た百合香は何となく気分がスッキリした。
「じゃあな!」
涼一も百合香も一緒に微笑んだ。
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