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若もツーストの胸にすがって泣いた。
初めてのことで、
ツーストは動揺していたが、思った。
いつも彼は後悔を背負っていた。
だが、自分達に負担をかけないようにと、
分厚い仮面をかぶっていたのだと。
仮面はすぐにでも外れた。
小さな彼の精神には、負担が重すぎたのだ。
「今まですまなかったな、若……」
何故お前は出て行ったのだ?
俺にはわからない
このように仲間を泣かせ
お前は何を考えている?
だがお前のその行動で
若の仮面は少し取れたような気がした
もしもそれを望んでいるのなら
安心しろ守ってみせる
これからは俺が二人を守る
お前が俺達を守ってくれたように
だから……
俺達のことは気にせず旅をしろ
ウーノ
俺達の大切な仲間よ
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