戦士と火竜

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「………。」   ジーレイが修理に勤んでいる時、バゾーは自室のベッドに崩れ込む様に寝ていた。彼はもはや心身共に疲弊し切っている。戦いの事も有るが、短い間だったが立派に戦い合った仲間を失ったというのもあるからだ。   「おーいバゾー、って寝てら。オイコラ起きんかい」   突然彼の部屋にジーレイが入ってきて、彼はバゾーを叩き起こした。熟睡していたのに起こされたバゾーは瞼を擦っている。   「なんだよ…。」   「お前、何かデケェ剣持って帰ってきてたろ?アレもかなりボロボロだったからそれなりに直しとくからな」   「…あぁ、頼むわ」   「あと、次の星移るからな。予定では水の惑星『パイシーズ』だからそのつもりで」   「はいはい…。」   バゾーはそう言うと直ぐ様横になった。   「ちゃんと聞いてんのかなコイツは…。」       こうしてバゾーは一日を終え、次の惑星へと移動するのであった。
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