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昔ながらの祭り屋台。 楽しそうな笑い声、 あふれんばかりの笑顔。 涼しげに水槽を泳ぐ赤い帯、黒い帯。   カラカラ下駄の音が鳴り、 通りすぎてゆく。 振り返れば、金魚の尾の如くひらひらと平児帯舞い。   活気に満ちたお囃子 祭り太鼓に笛の音。     自分にはもう 無縁だと思っていた 夏の幻影達。
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