Ⅱ,幼い唇

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少したって… 震えが収まった。 これならいけそう。 私はお兄ちゃんに満面の笑顔で振る舞ってみせた。 桜「もう大丈夫だよぉ✨ 私立ち直り凄く早いから✨」 無理に笑顔を作る。 私は演技がかなり得意… 零「怖い夢でも見たのか?」 桜「うん💧怖かった…… で、でも大丈夫! 今は全然怖くないよ✨」 お兄ちゃんは苦笑い程度に笑い私の頭を撫でた。 お兄ちゃんは気付いてくれてるの? 私の今の…心の、闇を。 .
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