第01章 ―晋作の苦難―

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松蔭「……というわけでハイジはクララを立たせることに成功したのです、何か質問がある人はいないかな?……よしじゃあ先に……」 晋作「先生っ!!真面目に学問を教えて下さいよ、さっきから『ハイジ』と『クララ』の話しかしてないじゃないですか!!」 松蔭「君は可笑しなことをいうなぁ、学問という物は『ハイジ』で始まり『クララ』で終わるのだ、算数や英語などは二の次だ!!じゃあ次は……」 晋作は心の底から後悔してしまった、何故こんな塾に入ってしまったのだろうと。もっといい塾があるのに何故ここを選んだのかには、ある事情が存在したのだった。
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