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そして無言でクリフに歩み寄る。
「ジ…ジーク?」
ジークの醸し出す不穏な雰囲気に後退りし始めるクリフ。
「逃げるなよ…俺もスキンシップしてやるからさぁ!」
「ちょっ…おまっ…笑ってない!!目が全く笑っていませんよぉぉぉ!!!?」
あまりの恐怖にクリフが絶叫する。
「大丈夫…痛いのは最初だけだから。」
まるで幼児に話しかけるように優しく言う。
しかし次の瞬間、残忍な笑みを浮かべていた。
「すぐに痛いかなんて気にしなくなるからさ。」
「死にたくないですよぉ!!」
焦っているクリフはいつの間にか敬語になっていた。
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