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本来ならよくないことであるがリフィルの地位がそれなりに高く、人手不足もあり許されたのだ。
そして数年間リフィルからみっちり医療技術を仕込まれたジークはもう立派な軍医となった。
とはいえ、いつまでもそのまま働く事はできない。
だから、リフィルの推薦もあり正式な軍医となった。
ジークにとっては何も変わっていないのであるが。
そんなジークにリフィルは静かに書類を差し出し、口を開く。
「これまであなたは私の下で働いていたけれど、これからは部隊の軍医をしてもらうわよ。」
ジークは頷き、書類を受けとる。
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