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「今までお世話になりました」
「んー…君が辞めるのは実におしい」
「まぁ、二年って短い間でしたけど俺自身色々学べました」
「君は人気があるんだよ?もう少し続けてくれないか?」
その言葉に少し照れながら言った。
「他にやらなきゃいけないことがあるんっすよ」
「うーん…」
「じゃ、失礼しますっ!」
一礼して出ようとする。
「じゃぁ、また戻ってきてくれる気はっ?」
「………。」
「………。」
「考えておきます」
にこっと笑い部屋を出た。
「ふぁー!!」
外に出て大きく伸びる。
「もう向こうは春かなぁ?」
愛美が卒業して二年後…。
気がつけばみんな変わり、それぞれの道でそれぞれ頑張っていた。
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