14*願いは君と・・・

2/4
前へ
/132ページ
次へ
「今までお世話になりました」 「んー…君が辞めるのは実におしい」 「まぁ、二年って短い間でしたけど俺自身色々学べました」 「君は人気があるんだよ?もう少し続けてくれないか?」 その言葉に少し照れながら言った。 「他にやらなきゃいけないことがあるんっすよ」 「うーん…」 「じゃ、失礼しますっ!」 一礼して出ようとする。 「じゃぁ、また戻ってきてくれる気はっ?」 「………。」 「………。」 「考えておきます」 にこっと笑い部屋を出た。 「ふぁー!!」 外に出て大きく伸びる。 「もう向こうは春かなぁ?」 愛美が卒業して二年後…。 気がつけばみんな変わり、それぞれの道でそれぞれ頑張っていた。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1100人が本棚に入れています
本棚に追加