夜の世界の扉

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即、紹介してもらったお店に入った。 もと②話好きの、お酒好きだった私からしてみれば、楽そぉ・・・ そんなイメージだった。 送迎付き、髪型も髪色も何でも許される。 今まで「規則」に縛られて来た私はやっと自由を手にいれた。 ただ一つ・・・ やっぱり女の世界だった・・・ 入店当初は先輩の怖い視線。 話しかけてくれる人もあまり居ない。 お酒の作り方も何も教わらず、早速客に付かされた。 緊張してただ愛想笑い。 盛り上げる為、先輩がコールをかける。 さっぱり付いて行けない・・・ 逃げたい。やっぱり無理だ。 ただそれだけばかり考えて、初日を終えた。 そして、日払い制の給料。 たった数時間で昼の給料以上貰えた喜びは大きかった。 それが辞められなくなる 「夜の世界の特徴」 だったんだ・・・ その頃は気付かなかったけど 今になってそお思う。
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