第2話 色々な七不思議①

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そんな事をやってる間にいつの間にか、夜の11時50分を過ぎました。 一樹『おい!皆!11時半過ぎちゃったぞ!』 花沢「マジ? じゃあみんな!そろそろ帰ろっか!」 晃・仁「うん。」 宮沢もコクリと頷く。 11時59分 仁は校舎から出て「早く帰ろうぜ!」と叫んでいる。 一樹が走って近寄った。 その瞬間下駄箱の近くの柱時計の長い針と短い針が二つとも12をさした。 時計から鳴る、ゴーンという音と共に校舎のドアが閉まった。 ―バタリ!! 一樹『おい、仁閉めるなよ!』 ―ドアが開かない。 ドアの窓の向こうで仁が何か言ってるが何も聞こえない。 皆は耳を窓に付けて聞いた。 一樹(何も聞こえない…) 仁は中に居る俺達に言葉を伝える方法を考えていた。 すると仁は何かを思いついたように手をポンと叩き、鞄から何かを取り出した。 晃「あ!あれは!」 仁が鞄から取り出した物は一樹が遊び半分で買ったトランシーバーだった。 花沢「そうか、あれで連絡を取れるんだった…」 一樹と仁はトランシーバーの電源を入れた。 .
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