★夜王子☆

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『じゃあ俺はこれで…』 俺はそう言うと窓の外に出ようとした 『待ってサンタさん!! サンタさんは何かいらないの??』 少女は目をうるうるさせながらいう 『俺らサンタはねぇ 君たちの笑顔を貰えただけで十分さ!』 そう言うと俺は飛びたった… 『ありがとうサンタさん~』 少女の声がまた響きわかる やれやれとため息を漏らす さぁて次の獲物を狙いますか そう思うとまた俺は屋根を飛び回った サンタクロースは プレゼントも髭も トナカイもソリも持っていなかったが…… 少女の目にはサンタクロースが確かに写っていた END
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