第二章 現在

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今日は12月10日  時間は朝の五時 その日、九州男は悪友とナンパしワンナイトloveを決めた帰りだ。  悪友の名は  小原 健史(おはら たけし) 男から見たらムカつくぐらいのイケメンで今、九州男が運転する車の助手席に乗っている男だ 二人は車の中で、この前の女はマジよかっただの、あの女はどうだった、女性が聞いたら聞くに耐えない話で盛り上がっていた。   「そういえばお前彼女とはどないなん?」 不意に健史が彼女の事を聞いてきた。   「…別れたばい」 九州男が一息おいて答える  「マジで!いつ別れたん?」 健史が聞いてくる  「三日前ばい。」 九州男が答える  「お前クリスマス近くになると毎回やなぁ…もう少し彼女に対してマジになれよ!」 と言い、健史は少し呆れた様子だ。 九州男は、「本命かキープかわからん彼女を三人も作ているお前に言われたくはない」と言いたかったが声には出さなかった。 前に似たような事を言った時、健史は「一緒に居るときはどの女にもマジばい!」と曇り無き笑顔で答えてたからだ。
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