第三章 一瞬

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車の中での会話は飽きることなく馬鹿話が花を咲かせていた。  車は信号で止まることなくスムーズに走っている、あと15分もあれば帰りつくだろう。  そんな矢先、目の前の信号が黄色に変った。  「行ける!」 と思った九州男はアクセルを強く踏んだ!   「あ☆ξね●♂※」 健史が声にならぬ叫びを上げた!  光が目の中に飛び込んできた!九州男は慌てて急ブレーキをかけるが時既におそし、辺りが真っ白になる  次の瞬間  凄い衝撃が体に襲い掛かる 九州男たちの車に信号無視した車が突っ込んだのだ  九州男は何が起きたのかわからなかったが額から生暖かい液体が流れ落ちるのを感じた。  「これ俺の血か!」 九州男はその液体が自分の血だと分かるとやっと事故った事に気付いた。  体が思う様に動かない!  「…どうなってんだ俺のからだ…全然動かねぇ……そうだ健史はだいじょうぶなのか?」    「た・け・し…」 九州男が呼ぶ  健史の声が聞こえてきた! 「おい!しっかりしろ、ぜってぇ助けるから、逝くんじゃねぇぞ!」  健史は軽傷だったそして九州男の状態がやばいのは素人の健史でもわかった
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