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「ぅああ゙あぁ~!!」
俺は親友の慶紀(ケイキ)に泣きながらすがりつく。
「何?変な誤解されるから手離せ…」
相変わらず慶紀は冷たい男だ。
俺は仕方なく慶紀を掴んでた手を離した。
「グスッ…………ぅわあああ゙ぁああ。慶紀――――!!」
「うるさい。で何したんだよ?
ぷっ!お前のこんな姿久しぶりに見る。」
鼻で笑う慶紀…。
そんな慶紀に色々言ってやりたいが今は何も言い返すほどの力はない。
「うるせぇ……………!
俺…………あの……ドS女に……いつか……殺される……かも―――!!
うぁああぁああ~!!俺はまだ……グスン死にだくねぇッ!!」
「はっ?ドS女誰それ?」
その事件が起きたのは今から数時間前の事。
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