ミサンガ

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あれから2週間… 彩はあれ以来学校に来なくなってしまった… みんなからの批判が凄く耐え切れなくて休み始めちゃったのだ… もちろん慰めてあげていたけど無理だった… だから輝は久しぶりに彩の家に行ってみた。 しかしチャイムを鳴らしても出てくる気配がない… 仕方なく電話をしてみた。 『プルルル…プルルル……… 現在この電話番号は一切使われておりません』 『はぁ?』 凄く驚いてしまった… もしかして… 輝は嫌な予感がしたのだ… "彩はもうここには住んでいないのかも…"と頭になぜか浮かんでしまう… 仕方なく隣の家の人に彩が今住んでいるのか尋ねてみた… すると… 『となりの家の河本サンちなら1週間前に引っ越されたわよ?』 えっ!? 輝は一瞬青ざめてしまった… しかし我に返りそのおばさんに聞いてみた。 『彩は何か言ってましたか…?』 『そういえば… 彩ちゃんが誰かに渡したい物があるから部屋に置いとくって伝えて欲しいって言われてたわ 確か……ヒカルって言う名前の子だったかしらぁ…』 そしておばさんに『ありがとうございます』と感謝をしてすぐに彩の家に入りこむ。 すると机の上に一通の手紙とミサンガが置いてあったのだ。
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