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こうして時の流れは早くあっという間に土曜日になっていた。
しかし…その日の夜に一通のメールの着信音が淋しげに鳴り響いた。
しかもその相手は…
眞悟からメールだ。
そしていつものようにメールのやり取りが始まった。
『お前明日彩と会うんだってな?』
『うん…何で?』
『明日会うのやめろや…』
輝は眞悟のメールの内容に驚きながらも返事を返した…
『俺ゎ彩と遊びたいだけだよ…?』
するとすぐに返事が返ってきた
『ぢゃあお前とはゼッコウだ...ぢゃあな。』
もしかして…
ヒカルは眞悟の態度に疑問が浮かび聞いてみることにした。
『もしかして眞悟は彩のこと好きなの?』
すると…10分後に凄く長い文で返ってきたのだ
『俺さぁ…
入学した時から彩のコト好きだったんだ…
だからお前があいつとアドを交換している時にすげぇムカついた
なんかあいつお前のこと気になってるみたいだからさ…
普通好きならヤキモキ妬くだろ?
だから彩にお前のことを聞いてみたら今度の日曜日に遊ぶんだぁ♪って言ってたから俺は止めたかったんだ…』
ヒカルは眞悟に申し訳ないと思い…
『ゴメン…』
と一文で返した。
しかしそのあとメールは来なかった…
そして日曜日…
待ち合わせ場所に彩が来た。
今日はいつもと違って大人っぽく感じる服装できたのだ
『おはよう♪ヒカル♪♪』
輝は昨日の眞悟のコトを思い出してしまい胸が痛くなってしまった…
すると彩が
『どうしたの?顔色悪いね??』
と心配な顔をして尋ねてきた…
ヒカルは仕方なくうなずいた。
すると彩は嬉しそうな笑顔をして
『ぢゃあ今から街へ行こう♪♪』
と言って俺の手を引っ張られたのだった。
こうして輝は彩と手を繋ぎ街へ遊びに行った。
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