プロローグ、忘れられない出会い

13/16
前へ
/452ページ
次へ
青年は最後まで言葉を続けることは出来なかった。 俺の顔を見て絶句したようにその場に立ちすくんでいる。 パパというには若すぎるその青年はまだ二十歳前後に見えた。 「パパ、ママがかえってきたよ」 ようやく俺から離れた女の子はパパと呼んだ青年の手をつかんで俺の方に連れてきた。
/452ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1703人が本棚に入れています
本棚に追加