第一章、 再会は満員電車で

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しかし、おばさんの今日の狙いはやはりソコだったらしい。 稔の鞄をどかそうと格闘している。 「オイ、いい加減に……」 我慢の限界だ。 もう誰に知れたっていい、と覚悟を決めて文句を言ってやろうとした時、おばさんの手が動きを止めた。
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