第一章、 再会は満員電車で

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目の前のおばさんは電車を変えてもしつこく稔を狙ってきたほどのツワモノだ。 このまま逃がしたら元の木阿弥だろう。 だが、見たところ少し図々しそうなごく普通のおばさんにみえる。 下手すると稔と同年代の息子でもいそうだ。
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