第一章、 再会は満員電車で

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こういうおばさんが一番嫌な事はこのことが家族にバレる事ではないだろうか……。 「じゃあ、こうしようかな。もう一度同じ事やったら家族に知らせるってことで……」 稔の口にした家族、という言葉におばさんの態度が一変した。 それまで暴れていたおばさんはまるで借りてきた猫のようにおとなしくなったのだ。
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