第九章、幸せな気持ち

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「ごめん、慶介! 俺、この人が好きなんだ」 「ミノチャン!」 「慶介は大切な友達だし、こんな事をして欲しくない」 稔の目に芳雄の口の端が切れて血が流れているのが見える。 その姿を見ているだけで泣きたい気持ちになる。 痛そう……。 稔の指先が芳雄の頬に触れた。
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