16人が本棚に入れています
本棚に追加
/232ページ
｢、きゃっ、｣
いきなり抱きしめた僕を見て
小さく叫ぶ君。
だけどすぐにゆっくり
背中に手を回してくれる。
｢きすして｣
それが嬉しくて思わず
甘えてみた僕。←
君は戸惑った顔をして
僕を見上げる。
かわいくてどうしようもない。
もう１度ぎゅっと強く抱いて
お願い、と耳元で囁く。
君はやっぱり
困ったような顔をしたけど
それでもそっと顔を近づけてくる。
唇が、触れた。
真っ赤になった君は
すぐにはなして、笑った。
(愛しすぎる僕の君。)
最初のコメントを投稿しよう！