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  「おはよー陸っ」 「おはよう。」   いつも通りな朝の会話。 けれど僕の頭からは昨日の事が離れない。 僕の様子が変だと気付いた奴らに心配され事情を問われたが、言わなかった。 言っても、僕が殺されるなんてこと信じられるわけがないと思ったし、仮に信じたとしても、巻き込むなんて僕には出来ない。 それならば、一人で抱える方が良かった。   結局、授業も上の空のまま一日が過ぎていった。    
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