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  少女と目が合った。 少女の瞳は髪と同じく漆黒をしていた。 と、僕が少女を見ていると、少女は口を開いた。   「く…う…?」   小さな声で聞き取りづらかったが、何かの名前のようだった。 しかし僕にはその意味は解らず、ただきょとんとしていた。 暫く続く静寂。 その中で少女の様子はだんだんと変わっていった。    
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