日常

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―いつの間にかこんなに好きになっていたんだなぁ― こんなことを思っているうちにもう家を出る時間が近くなってきた。 この顔じゃきっと学校では質問攻めにあうだろう。 その度にまた私は無理に笑顔を作るのだろう。 悠絵は重い足取りで学校へ向かった。 本当は行きたくなかったけれど、 無遅刻無欠席である以上なんとなく学校に行かなければいけないような気がした。
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