-序章-

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「横から騎馬隊が突撃を開始したね~では、作戦開始といきますか」 馬に乗る女が青龍刀(薙刀のようなタイプ)を振りまわしながら寄ってくる敵を全て薙ぎ払う。 「やっとか。」 その近くで槍と剣を器用に操る蒼い髪の青年が答える「被害は大して出てないから良いでしょ。」 その返事を聞くと蒼い髪の青年はすうっと息を吸うと魔法で拡声してあるのかとんでもない大声で叫ぶ 「全軍気合い入れな!!ここからが正念場だ!一気に押せぇ!!」 おおおおお!! 蒼い髪の青年の言葉を引き金にし、周りのボルテージが一気に上がる。 「攻めて攻めて攻めまくれぇ!ダムッファイアー!!」 更に蒼い髪の青年は鼓舞し、魔法を適中に叩き込む。火炎系の魔法のようで地面から爆発が起き、敵の兵士が上空にはね飛ばされたりしている。 そこにできた空間に青竜刀の女が率いる騎馬隊が突撃し、視界が悪い相手をどんどんと討ち取っていく。 とどめには歩兵隊が突撃し、騎馬隊の残りを討ち取る。 これの繰り返しにより拮抗していた前線はどんどんと後退を余儀なくされていた。
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