~第2話~ リンクの小さな植物園

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カービィ「こ~んにっちわぁ」 ・・・何の返事も聞こえません。 ネス「リンク、留守かな?いつもならこの時間家にいるはずなんだけど・・・」 アドレーヌ「リンクく~ん」 ピカチュウ「ん、あれ?ねぇ、庭の方から何か音聞こえるんだけど」 カービィ「へ?」 4人はリンクの家の庭の方へ行きました。すると4人は前方を見て立ち止まりました。 4人一同「・・・うわあぁ~・・・」 リンク「あれ、来てたの?」 見ると、広い庭にはたくさんの草花と木々が一面に広がっています。4人はぼーぜんと見ていました。 カービィ「リンク、これ全部一人でお手入れしたのぉ?」 リンク「うん、まあ。植物栽培って嫌いじゃないんだよね」 ピカチュウ「すっご~い・・・」 アドレーヌ「ねぇリンクくん!絵に描かせて♪お願~い♪」 リンク「こんな庭でいいならいくらでも描いてくれていいよ」 ネス「リンク、この木ってスパイス?」 リンク「うん。そっちがホワイトペッパーで、そっちがカルダモンで・・・」 ネス「よく庭でスパイス育てる気になったものだね・・・」 リンク「カレー好きなんだよ。だから必要でさ。今度食べに来る?」 カービィ「わぁい、来るぅ♪」 ピカチュウ「あぁ、ここにはハーブがあるぅ♪」 カービィ「あぁ、それがピカチュウが言ってた葉っぱ?」 ピカチュウ「葉っぱじゃないってば・・・」 アドレーヌ「リンクくんって結構お上品なのねぇ」 リンク「ハーブティーもよく飲むんだよ。この前ピカチュウにもあげたし」 ピカチュウ「それをアドちゃんがお風呂に入れてお肌すべすべに・・・」 アドレーヌ「だから謝ってるじゃあないの・・・」 カービィ「でもさー、そんなに大事な物どうしてボクの家に置いてっちゃったのさ?」 ピカチュウ「・・・帰ったらうるさいから」 ネス「プリンのこと?」 ピカチュウ「プリンったら『お茶はハーブより玉露でしょ』とか言って・・・、玉露高いんだよ」 アドレーヌ「それ、関係あるの?」 ピカチュウ「あいつ妙なくらい和風ぶっててさぁ。ハーブ見たら炊飯器に入れて炊き込みしたり・・・」 カービィ「それっておいしいの?」 ・ ・ ・ ネス「カービィ、聞かなかったことにしよう」
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