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～テレビ～
元来お笑い好きの僕はよくテレビを見ます。
おもに夜や深夜です。おもしろいコメディアンがでてる時は｢アハハ｣と笑うし、かわいいアイドルが映ってれば｢デヘヘ｣となり鼻の下を2メートルぐらい、体のラインとほぼ水平になるように伸ばしています。
ただ、この大好きなテレビですが、一度だけ、たったひとつしかない僕の｢命｣を奪おうとしたことがあります。
以前、東京は新宿のワンルームで一人暮らしをしていた時です。
仕事が遅くなり、深夜1時に帰宅した僕は軽食をつまもうとテーブルの前に座り、食事をしていました。
勿論テレビをつけ、何気なく見ていました。
食事もクライマックスを迎え、あとはエンディングへと流れ込んで行くだけでした。
そんな時でした。
テレビが動いています。いや、正確にいうとテレビの周りが動いています。なんとなく動いているのです。テレビが形を変えている、そんな表現がピッタリ！なんて思った瞬間、
｢シャアアアアァァァァ！！！｣
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