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蒼い月の灯りが
淫らな二人を照らし出す
形だけの愛情で
指を絡め 唇を重ねた
偽りの関係でも良いの
所詮は性欲を満たす為…
爪を立てて 噛み付いて
濡れた躰を愛撫する
喘ぎに喘いで縋りつく…
無様な姿でしょう?
それでも貴方の
その唇が その指が
愛おしくて堪らない…
嘘でも良いの
温もりを感じたいだけ…
そんな私を
軽蔑しますか?
哀れみますか?
それとも
愛してくれますか…?
前戯なんてつまらない
焦らされるのは嫌いなの
今すぐ貴方が欲しい…
舌を絡めて 唇を噛む
接吻なんて物足りない
喘ぎに喘いで縋りつく…
無様な姿でしょう?
それでも貴方の
その唇が その指が
愛おしくて堪らない…
偽りの愛に溺れて
心を掻き乱す程激しく
貴方に狂いたい…
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