朝は訪れた

7/11
前へ
/50ページ
次へ
しかし暗闇に慣れた瞳に、クリスマスツリーと根元に並ぶプレゼントらしき箱の影が映ると、そんな想いは吹き飛んだ   やったぁ!   リサはプレゼント箱の影に踏み出すが、リビングの灯りを点けるためスイッチに手を伸ばした   瞬間、ツリーから垂れ下がった無数の金色の星や銀色の球体が燦々とした光を取り戻す 電源に連動したLEDライトが、青にプラチナに生気を回復し流れ始めた
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加