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学校が終わると、急いで家に帰った。
一日中彼女の事が、頭から離れなかった。
学校で考えてたのは、彼女の名前。
『なかなかいい名前が浮かばない…。』
そんなことを思いながら、家に帰った。
「ただいま…。」
と言うと、彼女がリビングから走ってきた。
「お帰りなさい❤」
満面の笑みを浮かべ、ギュッと抱き着いてくる。
「よしよし…」
彼女の柔らかい髪を撫でると、嬉しそうにスリ寄ってきた。
リビングのソファに座り、彼女を隣に座らせる。
「あのな…?」
「なぁに?」
小首傾げながら見てくる彼女に、名前の事を話す。
「名前…考えたんだ。」
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